2021/08/11
ラグビーW杯にちなみ放映された映画
『インビクタス…負けざる者たち』
ネルソン・マンデラ大統領と南アフリカ共和国の実話に基づいた映画
2015年、ラグビーW杯で日本が強豪南アフリカに勝利した事はスポーツ史に残る番狂わせとして世界中を沸かせ、
ラグビーを知らない私にも、この出来事は嬉しく、日本人である事の誇らしさを感じさせてくれた。
テレビドラマでは
『ノーサイド・ゲーム』が、ラグビーへの興味を更に煽ってくれた。
すると不思議なもので、普段ならば見る筈のないラグビーに関する情報がどんどん入ってくる。
そして、知りたくなる。
ノーサイドの意味は?
昔の日本は強かったの?
ハカって?
オールブラックスって?
どこが強いの?
スプリングボクスって?
ネルソン・マンデラ大統領、名前は知っていてもどんな人だった?
一つを知ると
また次の一つが知りたくなる。
それが楽しい。
ワクワクさせてくれる。
映画のラストで大統領はキャプテンに言う
『ありがとう。祖国に誇りをもたらせてくれたね』
キャプテンは答える
『僕こそ感謝しています。誇れる祖国にしてくださって』
以下は、劇中、キャプテンがマンデラ大統領の27年の獄中生活に思いを馳せている時の大統領の強い意志です。
『夜より出でて
私を覆う奈落の如き漆黒の闇
どんな神であれ感謝する
征服されざるは
魂に過酷の魔の手に落ちて尚
私は怯みも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
首(こうべ)が血にまみれようと
決して屈しまい
怒りと涙尽きぬこの血の身体
死の影が恐怖をほのめかす
だが
幾年月脅威に晒されようとも
私は何一つとして恐れはしない
その門が如何に狭くとも
如何なる苦しみを
負うことになろうとも
私が我が運命の支配者
我が魂の指揮官なのだ』
数年前の日本メンタルヘルス協会福岡校休校を前に、のもっち(野本先生)が私達に贈ってくださった言葉を思い出す。
『どの様な出来事も、自分を左右する事は出来ない。
誰も自分の未来を変える事は出来ない。
未来をデザインし、変える事が出来るのは自分だけだ』と。