パンドラの箱を開けた先に〜まなゆい〜

 

ギリシャ神話に『パンドラの箱』という物語があります。

あけてはいけないといわれていた箱をあけてしまうと、不安や恐れがあふれ出てきます。

しかし、不安が出尽くしたあとに出てくるものがあるんです。

パンドラの箱からは、最後に、「わたしも、外へ出してください」と声が響いてきます。

 

 

「あなたは誰？」

 

 

そう尋ねると、最後に箱に残されていたものはこう答えます。

 

「わたしは希望です」

 

希望とは、不安や不満のその先に、必ず心の奥底に眠っているものなのです。

 

僕たちは、モヤモヤした嫌な感情を否定しがちで、

できるだけ目を背けて暮らしています。

でも、それは、嫌なものを心という箱にギュウギュウに詰め込んでいるような状態で、

これでは、いつかモヤモヤが爆発してしまいます。

 

“否定”すればするほど、“思い”は“重く”なってしまうわけです。

 

ではどうすればいいのか？

 

自分の素直な気持ちをありのままに“肯定”してあげればいいのです。

 

ネガテイブな感情こそ、受けいれ、認め、ゆるし、愛してあげると、

心の扉がひらきはじめるのです。

 

すると

「ほんとはこうしたい」

「こう生きたい」

「こっちへ行きたい」

という心の声が次第に聴こえるようになっていきます。

 

この内なる声に従って生きたら、ほんとはすべてがうまくいくのです。

では、自分のネガテイブな感情をどう受けいれればいいのか？

 

それが、「受けいれ、認め、ゆるし、愛しています」

 

と、つぶやくだけで、できてしまうのが、小玉泰子さんが発案された

ことだまメソッド「まなゆい」です。

 

「受けいれ、認め、ゆるし、愛しています」

この４つの言葉の使い方をマスターするだけで、

あなたの人生と、あなたの大切な人の人生が変わります。

そんな“魔法の言葉”が「まなゆい」です。

「まなゆい」という言霊メソッドは、小玉泰子さんが、宇宙から受け取ったものです。

「受けいれ」「認め」「ゆるし」「愛しています」という４つの言葉で、

ありのままの自分を受容します。

 

まなゆいのやり方はとてもシンプルです。

何かイヤな気持ちになったら、その心のつぶやきに、

「～と思った自分を受けいれ、認め、ゆるし、愛しています」

と、くっつけてください。

 

それだけです。

シンプルでしょ？

 

私は○○○と思った自分を受けいれ、認め、ゆるし、愛しています。

○○○に心のつぶやきを入れるだけです。

 

例１　私は、「片付けができない自分って情けない」と思った自分を受けいれ、認め、ゆるし、愛しています。

例２　私は、「満員電車イヤだ」と思った自分を受けいれ、認め、ゆるし、愛しています。

 

そこから　スタートして、その次に思い浮かんだ心のつぶやきを、

そのまま、またこのフレーズに入れて言います。

どんなネガティブな感情が出てきても、

 

「私は、_________と思った自分を受けいれ、認め、ゆるし、愛しています」

と、４つの言葉で自分のありのままの気持ちを全肯定していきます。

 

どんな自分もＯＫって認めてあげるのです。

すると、いい悪いというジャッジの世界から解放され、

どのような自分でありたいか、

という心の声が聞こえやすい状態を作ることができるのです。

 

 

すぐに他人の目を気にしちゃう自分が嫌いなら、

「他人の目を気にしすぎて疲れてしまう、と思った自分を受けいれ、認め、ゆるし、愛しています」と言います。

その次に湧き上がってくる感情も同じように繰り返し全肯定していきます。

 

たとえば、「そうは言っても、そんな自分を許せない」と思いが湧いてきたら、

「そうは言っても、そんな自分を許せない。と、思った自分を受けいれ、認め、ゆるし、愛しています」と言います。

次に、「だって、人に嫌われたら独りぼっちになってしまうから」と恐れが出てきたら、

そう思った自分も受けいれ、認め、ゆるし、愛します。

 

本気で受けいれなくていいんです。言葉には言霊が宿っているので、

このフレーズをただ言ってるうちに次第に気持ちも変化していきます。

 

これを１分、２分、５分、10分と自分の心がスッキリするまで、

ひたすら湧き上がる思いを４つの言葉で全肯定していきます。

終え方は、スッキリしてきたら終了ですが、いつ終えても大丈夫です。

慣れてきたら心のなかでつぶやくだけでもオッケーですが、

最初は声に出すとなお変化が早いです。

ムカっときたときに、１回言うだけでもいいです。

 

受けいれると、癒しが起こります。

癒しは「受容」から起こるからです。

人は認めてもらってからじゃないと、なかなか新しい一歩は踏み出せません。

感情も一緒。まず受けいれ認めてあげることです。

 

まなゆいは、

感情のモヤモヤを晴らすだけではなく、自分らしいビジョンを見つけ、そこに向かうためのアイデアも、

同じように自問自答していくなかで見出すことができます。

 

 

また、まなゆいは、こうありたいという未来の自分を受けとることができるので、

こんなことがあるといいなという未来を先取りする形で宣言するのもオススメです。

例えば、

「信じられないくらい、ありえない祝福をたっぷり受け取っている自分を受けいれ、認め、ゆるし、愛しています」

と毎朝、宣言するのもいいですね。

その際、「〜と思った自分」ではなく、「〜という自分を」という表現にしていることがポイントです。

 

 

さらに詳しく知りたい方は、

こちらまなゆいの公式ページです。

 

すごくシンプルなんでぜひ今こそマスターしていただきたいです。

僕も最近また毎朝お風呂でまなゆいをしています。

 

このコロナ禍の中で、必須のメソッドだと確信しています。