2021/08/11
日本メンタルヘルス協会の先輩であり、作家のひすいこたろうさんがこんな事を言われた。
「愛は与える事ではなく、受け取る事」という話に、気持ちが動いたと。
ある先輩の話。
妹さんの誕生日に、心を込めた誕生日メッセージを送った。けれど、返ってきた返事は素っ気ないスタンプ一個。折角、送ったのに。
一生懸命に相手のことを思って送ったメッセージ、相手は当然、喜びのメッセージを返すべきである。と、これは極端な言い回しだけど、少なからず、こう思ってしまう事は誰しもあるのではないかと思う。
私自身、接客業だから、お客様にありがとうという機会が多くなる。
ありがとうございますとメッセージを送ってスルーされると、気持ちは満たされない時がある。
メンタルでは、ありがとうと言って貰いたいからありがとうを言うのか。あなたが、ありがとうを言いたかったからありがとうを言ったのならば、それで良しではないか。
という考え方が自分軸で生きる事だと学ぶのですが、自分の心を幸せな方向に持っていく事が中々難しい、相手のせいにしたくなる、そんな自分との闘い。
他人を気にする事なく生きれたら素晴らしい。
それでも、やっぱり思う。
ありがとうを言えばありがとうが返ってくる。
其処に愛は実り、言った方も言われた方も幸せを感じる事が出来る。
ありがとうを貰ったら、ありがとうを返す。
そんな人は愛される。
それがコミュニケーションではないかと。
他人の何かが気になった時、それは自分も同じ事をしている可能性がある。過去に於いても、現在に於いても。
友達からのメール、尊敬する人からのメール、大事だと思う人からのメールには即座に返しても、少し見下げた気持ちがある場合には返事を返さない事もあるのではないか。多くは、営業の電話然り。
どんな相手にも、尊重するという気持ちを持つ事の大切さを学んでいるのだろう。
これが出来る人は、多くの人から愛されるだろう。
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